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2010年11月10日 (水)

2010 Bowman Chromeで封入ミス

Toppsからこんな発表がありました。

USAバイバックオート(B.Harper含む)はミスでBowman Chromeには封入されてないそうです。

発売後、いくらe-bayを検索しても当該カード達がまったく見つからない事を奇妙に思っていたものの、
「封入が遅くなったから初回出荷分には間に合わなかったのかな」と少し楽観的に考えていたのですが、
まさか入ってすらいないなんてことになるとは想像もしていませんでした…。 唖然。

オートのメンツが何度も変更されたり突如増員されたり発売前からキナ臭さが漂ってましたが、
発売1週間前にわざわざ「B.Harperのオートが入ります」と公式HPで発表したにもかかわらず、
発売して1週間が経ってから「実は入ってません」という流れが起きるなど考えてもいませんでした。
この点に関してはベケでも「本当にミスなの?」とコメントがあり、胡散臭いという印象は拭えません。

一応、パックをToppsに18個送れば特製のプロスペクトカードなどが当たるキャンペーンがあり、
そちらにバイバックオートをまわすことで手に入る可能性があるという救済策が用意されてますが、
その郵送の費用や手間は、当然コレクターが負担しなければなりません。


直前に発売された2010 Topps Chromeが過度な増産による弊害らしき要素を内包していたことや、
リリースされるブランド・時期の偏りがひどいせいでToppsに対する印象は悪化つつありますが、
今回のBowman Chromeの出来、そしてこの対応で、それは過去最低のものになってしまうのでは。
これからのTopps、そしてMLBカード界は、本当にどうなってしまうのでしょうか…?



<追記>
今考えると、2010 Bowman以降のToppsの舵の取り方が低迷の原因のような気がします。

Bowmanの発売後、速攻でメーカー完売、市場価格が定価の2~3倍になる異常事態が起きましたが、
これは、Toppsが需要の予想を見誤ったこと、かなりの機会損失を出したということも意味しています。
この影響から、Toppsは「Strasburgを入れれば売れる」「その需要は予想以上」「作った分だけ売れる」
というふうに考え、それをもとにして発売計画を進めていくようになったとしか思えないのです。
事実、以降のリリースはそのような傾向が見えるものでした。

まあ、コレクターのStrasburgへの熱は上昇カーブを描き続けて止まる気配がありませんでしたし、
それに伴い、彼のオートが入っている商品がメーカー・ブランドを問わずに売れまくっていたので、
Strasburgと独占契約を結んでいるToppsが、その利点を最大限生かそうとするのも自然なことでしょう。

しかし、そのやり方があまりに安直で極端すぎました。

コレクターの購買欲を掻き立てるような魅力的・斬新なアイデアで売るというあるべき形を放棄し、
StrasburgのRCやオートが入るかどうかでいたずらにコレクターの興味を引っ張ろうとしました。
これにより、肝心の商品全体の魅力や目新しさはおざなりになり、代わり映えしない商品だらけに。
しかも、例年の数倍の増産をやらかした商品では、センタリング等のカードの初期状態が猛烈に劣化、
シリアル入りのカードの封入率は生産数に反比例する形で縮小されるという悪影響が見て取れます。

Strasburgが快進撃を続けるうちはそれでも悪くなかったのですが、彼の故障で状況は一変。
商品の需要を支えていた柱を失ったことで、それまで目立たなかったアラが目立ち始め、
これらに対して募っていた不満が爆発してしまったのが、現状なのでは。

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コメント

ベケのニュース見て愕然としました。
クロームのホビーパック18枚でドラフト1BOX送ってください。百歩譲ってスターリング1パックとか。

投稿: へば | 2010年11月10日 (水) 00時58分

これはビックリですね。

去年までですと、
SP AUTHENTIC・SWEET SPOT・ULTIMATE COLLECTIONと発売が続くので開封が楽しみだったんですが、
今年はこの時期に来ても内容が似通ったものがほとんどで新鮮さはもちろんですが開封する楽しみを感じることができる商品が特に少ないような気がします。


そこにきて目玉であるB.HarperのUSAバイバックオートが封入されていないミスが発生したのではイメージもそうですが購入意欲まで下がってしまいますよね?

UD社も延期続きでどうなることかと思いましたがNBAのULTIMATE COLLECTIONはなんとか発売まで漕ぎ着けたみたいですし
これをきっかけにしてMLBの方にも復帰して欲しいです。

1社独占で色々な問題が浮き彫りになり来年以降はどのようになっていくのか不安になりますが、
開封したくなる・集めたくなるような商品開発をして欲しいものですがどうでしょうか。

投稿: マッカーサー | 2010年11月10日 (水) 18時00分

Topps、やっちまいましたね。UDが市場を大幅に縮小せざるをえなくなったのも、カード偽造騒ぎやMLBのお墨付きを得られなくなったのが原因です。
そういえばBowman Chrome以前に、Topps Chromeもカード表面が粉っぽかったですよね。でやったらカードが反ってるし、オートが擦れてるし、箱からリフが4枚しか出ないしで、あれ?どうしたの?と思っていました。
今思えば、コスト低下による品質低下や、増産しすぎてオッズが反映されてないのが、今回の朝令暮改や迷走の伏線だったようにも思います。
Wrapper Redemptionも企画としてはいいんですが、逆にいえばそこまでしないと捌けないとも評価できますからねえ。

Topps独占体制、オートのラインナップはよくなりましたが、カードの品質やバラエティという点では、問題点のほうが目立ちましたね。
来年はTopps60年目なので、気合いを入れてくるだろうとは思いますが、間違った方向に空回りしないか心配でもあります。

投稿: H-KOB | 2010年11月10日 (水) 21時54分

>ベケのニュース見て愕然としました。
わざわざ直前に発表するような目玉カードが実はありませんでしたって、めちゃくちゃな話ですよね…。

>クロームのホビーパック18枚でドラフト1BOX送ってください。百歩譲ってスターリング1パックとか。
実はそっちもミスでオート入ってませんでした~とかやらかしようです(笑

投稿: へっぽこ太郎 | 2010年11月10日 (水) 22時05分

>今年はこの時期に来ても内容が似通ったものがほとんど
基本的に全部Bowmanですからね(涙
去年まではこの時期になにを買うべきかを検討するのだけでワクワクしてたのですが、今年はそもそも購買意欲すら萎えぎみです。

>購入意欲まで下がってしまいますよね?
非常にヤバいことこになってるみたいで、e-bayの落札価格が発表後に暴落してます。
もともと安くなってた商品がさらに悲惨になったにも関わらず出品数が増え続けてるので、完全に「損切り」状態になってます。

>これをきっかけにしてMLBの方にも復帰して欲しいです。
UDの存在がいかに大きかったか…。復帰希望です。
ただ、2010 SP Prospectの発売が完全未定になっているので、復帰は難しそうです。

>開封したくなる・集めたくなるような商品開発をして欲しいものですがどうでしょうか。
オートのメンツに依存するのではなく、企画や造り自体に魅力を持ってる商品を開発してほしいです…。

投稿: へっぽこ太郎 | 2010年11月10日 (水) 22時17分

>あれ?どうしたの?と思っていました。
Topps Chromeで「よくわからないがおかしなことが起きてる」となんとなく感じました。
その原因は追記にも書きましたが、おおむねH-KOBさんと同じ意見です。

>Wrapper Redemptionも企画としてはいいんですが、逆にいえばそこまでしないと捌けない
このままだと在庫を抱えると踏んでの対応っぽいんですよね。
急遽(入っていませんでしたが)USAバイバックまで持ち出してきたのも、そんな気がします。
ただ、わかっていたなら作る前に気づいて欲しかったです。

>カードの品質やバラエティという点では、問題点のほうが目立ちましたね。
UDの獲得していた顧客がそのまま流れてくるし、ストラス入れとけば簡単とタカをくくっていたのでは。
正直、市場独占における最悪の弊害がそのまんま出た感じです。
今回の失敗をちゃんと理解して改善してくれれば…。

投稿: へっぽこ太郎 | 2010年11月10日 (水) 22時30分

こりゃ酷いですね… BOX購入特典封入忘れは以前NFLでもありました。
その時は後日、特典のパックを店にちゃんと送っていましたが、
本来封入するハズのパックを店が個別で売る、という事態になりかなり疑問をいだいたもんです。
BOX購入者にはレシート持参なり購入時なりに無償で手渡せばいいのに… ふざけたもんです。
こういった弊害なんかも生まれるというのにTOPPSは何してんでしょうね。

まぁ単純に調子こいてただけなんでしょうね。
ライセンス切れのDONRUSSにUD、ウンコ商売のTOPPS と、MLBカードは散々ですね。
この業界も衰退を辿る一方ですなぁ… ハァ…

投稿: かわうそ | 2010年11月11日 (木) 22時32分

ひどいですね・・
01年イチロー頼みのブランド乱発を思い出します。
特にFLEER社は質より量で、コンセプトすら不明のカードを
乱発していた印象があります。
その後数年でやはり倒産していますが・・
あの時代は他に3社あり、競合することである程度のレベルは
保っていたと思います。
しかし特定の選手に頼り切っての販売戦略はその反動が怖い
ですね。怪我や成績不振などの不特定要素がありますから。
これからこの業界はどうなるんでしょうか・・?

投稿: yoshikazu | 2010年11月12日 (金) 10時17分

>本来封入するハズのパックを店が個別で売る
本来手元にあるべき消費者の元ではなく、中間のお店にいくというのはちょっと変な話ですね。
箱を買った人からすると2重にお金を取られることになりますし。

>この業界も衰退を辿る一方ですなぁ… ハァ…
じんわりですが、アメスポトレカ業界が駄目になっていってることを感じます。
娯楽産業なのに暗い話が多いってのが…。

投稿: へっぽこ太郎 | 2010年11月12日 (金) 21時25分

>特にFLEER社は質より量で、コンセプトすら不明のカードを乱発していた印象があります
>しかし特定の選手に頼り切っての販売戦略はその反動が怖い

やることは同じなんですね~。
この手法でいけば確かに人気は出るのでしょうけど、それは選手個人の人気であって、商品が本来持っている魅力とは別ですから、頼り切るとどうしようもなくなっちゃいますね。
安くないお金を出す以上、コレクターもその辺はシビアに見ますし。

>競合することである程度のレベルは保っていた
お互いの戦略を意識しあい、なんとかして顧客を獲得しようと試行錯誤してるのがはっきりわかる時代でしたね…。
はやく独占契約の期限が切れることを願います。

投稿: へっぽこ太郎 | 2010年11月12日 (金) 21時36分

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