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2007年5月

2007年5月 1日 (火)

来日外国人のMLBカード その2

3回目のカード発掘ネタです。
毎回言ってますが、探すと意外とあるもんです。







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楽天イーグルス リック・ショート

05年から始まったRCロゴですが、このリックのカードにもそのロゴが。
彼はいわゆるオールドルーキーというやつでした。

カード裏の成績からは、デビューするまでの苦労が読みとることができ、泣けてきます。



まず、オリオールズのドラフト33位指名(全米923位)から出発。
それから05年まで、6球団を渡り歩きながら11年間のマイナー暮らし
03年には、ロッテと契約して来日しています。

そして、32歳にしてようやくメジャーへ。

それまでのマイナー通算成績は、なんと1163試合、4137打数、1318安打、打率.319!!
4桁の出場試合と安打というもの恐ろしい話ですが、通算打率.319というのは驚異的の一言。
05年には.384と打ちまくり、あわや4割打者誕生かと話題になったらしいです。

ところが、シーズン終了後に解雇。 年齢的な問題が大きかったようです。



そして楽天に拾われるということになるのですが、ここでもまた苦労が絶えないようで。

そこそこの打率を残していたものの、マイナー通算90HRという数字の通り、HRが打てないため、
野村監督に「HRが打てない助っ人はいらない。」と言われる始末。

ところが、直後にHRを叩き込み、監督を即座に黙らせた反骨精神は感動ものでした。


恐らくプロ野球史上最も苦労しているであろう助っ人、リック。
アメリカでは駄目でしたが、日本で花開くといいですね…。







Untitled1.JPG
ロッテマリーンズ フリオ・ズレータ(左) & 横浜ベイスターズ スティーブ・コックス(右)

来日外国人2人が1枚のカードに収まっている、お得で珍しい1枚です。
こういったことが起こるのも、サブセットの魅力です。



広いヤフードームでもHRを連発する強打者ズレータですが、写真の姿は非常にスリム。
ガタイが良さそうな印象があったため、初めは彼とは気付きませんでした。


カード裏の紹介によると、99年に2Aで.295、21HR、97打点の好成績を収めたということ。

その後も好成績を維持し、01年に1塁に定着したものの、低打率にあえぎ、マイナーへ逆戻り。
結局、途中移籍のMcGriffに定位置を奪われたまま、それっきり。

結局、年齢的にトウがたちはじめた03年にレッドソックス、そしてホークスへと移籍しました。





覚えていない人もいるかと思いますが、コックスは現役メジャーの助っ人でした。
しかし、大枚はたいて獲得したものの、キャンプ中にケガで離脱し、まともに出場できず…。


このように日本では駄目助っ人でしたが、アメリカではトッププロスペクトだったようです。

その証拠に、99年に3Aで2塁打、長打、塁打、打点がトップ、25HR&打率.341という成績で、
MVPとPlayer of the Yearに輝くなどスバ抜けた働きで、レギュラー奪取間近と書かれています。

その甲斐あって、00年はレフト、01~02年は1塁のレギュラーを獲得しました。


その時、コックスに弾き出され、シーズンの途中でカブスに放出された1塁手がMcGriff
そう、ズレータのメジャー定着を阻止した選手です。

間接的ですが、コックスのメジャー定着によりズレータのメジャー定着が阻まれたわけです。





このカードが発行されたのは、00年。
まさか、1年後にこの2人に奇妙な縁が生まれているとは誰も予想してなかったでしょう。


というか、自分自身この記事を書き上げるまでは、こんな結論が出るとは思ってませんでした。
前回のKnoblauchとダンカンのネタといい、偶然気付いたネタにしては出来過ぎて不気味…。

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